骨粗鬆症ネットワークを考える会


 今日は木曜日なので午後はお休みです。4月より新たに「のだ眼科・血管内科クリニック」に勤務していただく方がおいでになりました。皆さん女性です。リハビリ室に集まって頂き、社労士さんに入職の説明をしていただきました。

 

 その後は外カテに出向き、下肢動脈狭窄に対する血管ステント治療、および喀血~血痰に対する塞栓術を行いました。

 どちらもまずまずうまくいき終了。

 

 夜は「第2回 弘前骨粗鬆症ネットワークを考える会」に参加しました。会場の広さの問題もありましたが、参加者が溢れるくらいでとても多かったのが印象的でした。

 参加者の中には学生さんも見えましたが、殆どは歯科医、歯科口腔外科医、整形外科医、そして婦人科医の先生方でした。内科系の先生は見渡・・・・してもわたし一人だけ・・でした。残念。内科的には非常に重要な話だったのだけれど・・・。

 

 講演は左記の二つに加えて、歯科口腔外科教授による骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ:アロンジェと読む)の臨床例のお話ですが、大変興味をもってきくことができました。

 

 会に参加してよかったなぁと思ったのは、日頃、骨粗鬆症についてなんとかく疑問に思っていても解決せずにいたことを整理してなんとか覚えよう・・・という、きっかけ作りになりました。

 自宅に帰り、早速ネットから「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015」をダウンロードして、ざっくりと目を通すなどの行動をとった・・・と言う点では成果がありました。

 

 ひとつ面白い用語を聞く事ができたのも、成果・・・「骨血管脂質連関」(←なんだこれ?)

 血管内科を標榜する身としては非常に気になります。以前から脂質のことも気になっていましたし・・・。

 

 もうすこししたら、これに関する論文をいただけることになっていますが、さっくりいうと、脂質代謝異常を来している方は数年後に骨粗鬆症を発症しやすいというものらしいです。

 

 以前わたしが実習にいっていたところの先生は、骨粗鬆症のスクリーニングをしっかりとやっておられたので、わたしもそれに習うように、やっていました。特に閉経後の女性患者さんについてはできるだけ、骨粗鬆症の検査をお勧めし、もし必要があればお薬を処方していました。ですが、今回の会に参加してみて、やはり骨粗鬆症はどうやら寿命と生活の質に大きく影響するということをはっきりと認識できましので、これまで以上に注視し、積極的に治療してみようという気持ちになりました。


「骨-脂肪-血管連関」という概念がある。これは骨,脂肪および血管のそれぞれの病態として骨粗鬆症,内臓脂肪肥満,動脈硬化症を考えた時,その共通な背景にmetaflammation (metabolically triggered inflammation)が存在するという考え方である。

 

閉経後女性では総コレステロール,またはLDL-コレステロールが異常高値を示す群では正常値を示す群に比べて骨密度,および後の1年間の骨密度変化値(減少値)が有意に大きい。このことは体格指数が高くても脂質代謝異常がある場合は骨へ悪い影響があることを示している。

 


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コメント: 1
  • #1

    笹 志津 (日曜日, 06 8月 2017 13:11)

    野田先生、ねぷたお疲れ様でした。かっこよかったです。
     明日は受信日です。よろしくお願いいたします。