なんとなく最近増えている?ぽっちゃり様御一行


 今回は医療とはあまり関係のないお話です。

 主にノンアルコールビールやナッツを購入するためではありますが、市内のスーパーマーケットに買い物にいくことがあります。店内を見回していて、最近ちょくちょく気になっていることがあります。

 なんと表現したらよいかと悩みますが・・・・・「ぽっちゃり様御一行」の存在です。

もしかしたら、以前から見かけていたのかもしれませんが、最近、お目にかかるようになった・・・そんな印象があります。

 もちろん、昔から過体重~肥満の人はいましたし、自分自身もそれなりの体重までいってしまったことがありますので、人様の体型に対してとやかくいう資格はないのですが、家族全員が「ぽっちゃり」というのはやはり目を引きます。

 

以前、NHKのEテレで放映していた「スーパープレゼンテーション」にて、ファーストフードの蔓延と肥満大国アメリカの信じられない実情を訴えたプレゼンを視聴したことがあります。その中で、肥満の親が信じられない量のピザ、ハンバーガー、ケーキ、清涼飲料水、ポテトを子供に提供。これが子供の肥満を引き起こしその結果、12歳で160kgとなった男子、あるいは16歳にして肥満のために余命6年と診断された女子がテレビに登場していました。

 

 神奈川県医師会によると、子どもに肥満が現れる確率は、両親が共に肥満の場合80%、母親が肥満の場合60%、父親が肥満の場合40%、両親共に肥満がない場合10~20%といわれています。

 

 もちろん肥満の原因は、過食や夜食といった食生活、ゲームやインターネットなどインドア生活による運動不足、そしてストレスなど、本人の生活習慣や性格などが関係することが大きいのですが、やはり家族の肥満といった環境因子も大きく関与していそうです。

 

 子どもは、「どのような食生活が望ましいか?」などとは自ら考えたりしません。食事の提供は親まかせなのが当たり前。食事の量が多かったり、カロリーの高い料理(揚げ物、炒め物)あるいは、炭水化物 on 炭水化物(ラーメン&チャーハンなど)といった料理がならぶ、あるいは間食が絶えないような家庭で育つ子どもは、やはり高カロリーな食事に慣れ、それを当たり前のように好んで食べるようになるのは当然に思えます。

 

あるいは、肥満になりやすい遺伝子というのもあるかもしれません。しかし、肥満の親を持った子供は、その体型であることが普通のこと感じ、自分が肥満であることを容易に受け入れてしまう可能性も高いと思います。「肥満は再生産される」ということでしょうか?

 

 根の深い問題なのかもしれませんが、膵臓、肝臓、腎臓あるいは心血管などの臓器、或いは骨格などに致命的なダメージを与えないうちに、なんとか医療的な介入ができればよいと考えているのですが・・・。

 

 禁煙と減量を経験した自分にとっては、両者のコントロールは非常に似たところがあると思っています。

 

 喫煙対策が子供への早期教育によって一定の効果が得られつつあるようなので、肥満対策も同じようにできないものかと考える次第です。

 

ちなみに、都道府県別ランキングサイトでは、2010年、青森県の小中学生の肥満率はとも男女とも第1位だったようです。同じ年の男性肥満率は青森県は47都道府県中9位でした。両者の分布図を比較すると肥満率は概ね一致してるようです(6年前のデータですけど)